<お店の紹介>
杜のどーなつ
営業時間:月曜~土曜の11:00~18:00
定休日:日曜・年末年始
住所:福島県 いわき市平字大工町11-9
TEL 0246-84-9080
FAX 0246-84-9081
あとりえ北山
営業時間:月曜~金曜の10:00~16:00
定休日:土曜・日曜・年末年始
※移動販売車での販売もしております。
住所:福島県いわき市平作町1-4-3
TEL 0246-35-5789
FAX 0246-35-5785
<学生のレポート>
記事の作成にあたって、私たちは「杜のどーなつ」と「あとりえ北山」にお邪魔し、取材を行いました。
〇杜のどーなつ
まず一軒目が「杜のどーなつ」。いわき駅から徒歩5分あまりの、イトーヨーカドーのすぐそばにあるの街角のおしゃれなカフェです。
店内に入ると、落ち着いた雰囲気で、かわいらしい絵やおしゃれなオブジェが数多く展示された内装が特徴です。取材でお邪魔した際、私たちは気が付くと取材中であることを忘れてゆっくり過ごしていました。
店内の商品は、豊富な種類のドーナツやクッキーをはじめ、「あとりえ北山」のシフォンケーキ、「けやき鹿島」のマフィンなど、法人各事業所で製造されたものも販売しています!
次に、お店で楽しむことのできるスイーツをご紹介します。
その1.10種類をこえる彩り豊かなドーナツ
ドーナツはどれも油で揚げないヘルシードーナツで、しっとりした味わいとふんわりとした触感が特徴です。味は定番のプレーンから、ラムレーズン、宇治抹茶、いちごのほかに、期間限定のものもあります。そして、取材ではお店の方から「人気ナンバーワン」と教えてもらった「Wチョコ」は、冬限定の商品です!
その2.豆乳揚げドーナツ
また「杜のどーなつ」では、店内で揚げている「豆乳揚げどーなつ」もあります!このドーナツは豆乳がいっぱい含まれており、ほんのり甘い球型が特徴。もちもちとした食感で、あまりしつこくない味になっています!
〇あとりえ北山
「あとりえ北山」の喫茶コーナーは、以前病院だった建物をリフォームして開店したショップです。ギャラリー風の落ち着いた内装と、かつての病院だった名残りがその建物には感じられます。
店内は大きな窓から入る光で明るく、穏やかな空気を感じられる場所です。ギャラリーの奥の作業スペースもまた、日差しがたっぷり入り、自然と明るい雰囲気に包まれています。
では、「あとりえ北山」で製造・販売している商品を紹介します
その1. クッキー類
種類は、クッキー3種(プレーン・ココア・ごま)となっています。クッキーの生地にはどれもおからパウダーが練りこんであり、一口サイズで軽い歯ざわりなのでとても食べやすいです。
「あとりえ北山」では、クッキーの他にも、きらず揚げ、シフォンケーキ、豆腐ドーナツを製造しています。
その2.おから茶
おから茶は、おからを炒ってティーパックに小分けされている、ノンカフェインでヘルシーな商品です。一つのティーパックで1~2?作ることができます。ちなみに、おからには記憶力を向上させる成分や、ダイエットや美肌にも効果があるとのことで、お店の方らからは「ぜひ多くの人に飲んでほしい商品」とすすめていただきました!
「あとりえ北山」で働く方々からのメッセージ
取材では、商品の情報に加えて、お店のこれまでの歩みについてもお話を伺いました。震災が発生してから数日間、「あとりえ北山」は休止状態になったそうです。また、そこで当時働いていたメンバーの中には、他県へと避難した方もいらっしゃいました。はたして「あとりえ北山」は存続できるのか、わからない状態にあったといいます。
しかし、震災から6年余りがたち、いまはいわき市内のいたるところから「移動販売をしてほしい!」と注文の電話がかかってくるようになりました。例えば、電話をしてきてくれる人には、「あとりえ北山」で働く利用者を支援しているワーカーもおり、市役所へ販売に行った際にはうれしそうにたくさん買ってくださるとのことでした。そうした日々の出会いにも支えられて、「あとりえ北山は、これからも楽しく!今まで通りの場所であり続けたい!!」。取材に答えてくれた職員の方の熱い思いが、伝わってきました。
<感想>
2つの事務所を取材していくうちに、職員の方が「利用者と共に働くうえで気をつけていること」や「働いていく中で嬉しかったこと」を聞くことができたのがとても印象に残っています。(政井)
今回私は初めて記事作成を担当しました。そして、取材でお邪魔させてもらったとき、ドーナツのほんのり甘い香りがしてきて、ここの商品を食べてみたいと思いました。どの商品も美味しかったので皆さん是非足を運んでみてください!(高橋)
これまで「杜のどーなつ」も「あとりえ北山」も、身近な場所にあるけれど、立ち寄ったことのないお店でした。作業所であるというよりも、素敵なお店で、この記事を読んだ方にもぜひ足を運んでいただきたいです(沼田)