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つばさのお弁当  (p150130001)

放射能測定結果不検出
購入方法電話またはFAX
当日注文可
*その際は8:00~9:00までにお電話ください。
「つばさ」では、イチオシの「ひかり弁当」をはじめ、各種のお弁当やパーティ用のオードブルなどを製造・販売しています。メニューを豊富に取りそろえ、食べて頂く方のニーズにも沿って、毎日、こだわりのお弁当をみなさまにお届けします!


【放射能測定結果報告】
学生レポート
「つばさ」のお弁当は放射能測定検査を実施しており、セシウム不検出となっております。詳しくは「放射能測定結果報告書及び分析結果」(PDF 1.1MB)資料をご覧下さい。
「放射能測定結果報告書及び分析結果」(PDF 1.1MB)

<事業所の紹介>
shoukai

社会福祉法人いわき福音協会
福祉サービス事業所(就労継続支援A型事業所)「つばさ」
〒970-8026
福島県いわき市平新川町36
所長 馬目 よし子


TEL:0246-38-3312
FAX:0246-24-7027

※商品に関するお問い合わせや購入希望などは、こちらへお問い合わせください。

<学生のレポート>

~『社会福祉法人いわき福音協会 福祉サービス事業所 つばさ』へ取材に行った、学生たちのレポートをお届けします。~

「つばさ」とは・・・・・・
社会福祉法人「いわき福音協会」の運営する事業所です。作業はお弁当のおかずの詰め合わせなどから、配達・回収作業まで行っています。
私たちは今回、朝の7時半から11時半までの約四時間、利用者と職員のみなさんが作業を行っているところにお邪魔し、作業の様子を取材しました。

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写真は、おかずの詰め合わせ作業の一部です。一日に約400食を製造するので、混乱しないよう、おかずにはそれぞれ担当が決まっていました。また作業をしやすいように、容器はあらかじめ大きなテーブルにきれいに二列並べられ、利用者と職員が互いに声を掛け合い作業をすることで、活気のある雰囲気が生まれていました。

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写真は、おかずの詰め合わせと並行して行われていたご飯をお弁当へよそう作業の様子です。つねに定量を正確にかつ素早くよそう姿はまさに職人技で、作業をされていた方は「先輩に教わり、三ヶ月で感覚をマスターした」とおっしゃっていました。

* 作業を見学した後、所長の馬目さんと職員の阿部ひとみさんにお話を伺いました。

つばさの人気商品を教えてください。

「ひかり弁当」です。こちらは日替わり弁当になっており、1か月でメニューが重なることがないよう、毎日バラエティー豊かな内容となっています。メニューはプロの調理師が考案し、メイン1品、サブメイン2品という組み合わせとなっています。ほかにも、チャーハンやカツカレー、カツ丼などの特別メニューも販売しており、とても人気です。

作業について、心がけていることなどがあれば教えて頂けますか?

作業をしやすいように、お弁当箱の配列や作業の導線に工夫をこらしています。また、お弁当をお買い上げいただく方の中には、高齢の方も多くいらっしゃいますので、召し上がっていただきやすいよう、おかずについて、「普通・荒刻み・きざみ・特別(魚禁・肉禁)」などの対応も取り入れています。

お弁当の製造・販売が始められたのには、何かきっかけなどがあったのでしょうか?

利用者さんの働く場所を作りたい、お弁当の盛り付けなら出来るのではないか、というアイデアからお弁当業務が始まりました。「つばさ」が創設されて現在で8年になります。毎日約400食を、車を5台ほど使用して主に地元の福祉関連施設や企業のみなさまにお届けしています。

震災時のことについて教えてください。

建物自体にはあまり被害はありませんでしたが、中に入ってみると、地震が起こったときに洗っていた最中だったお弁当の容器が部屋中にひっくり返っていました。また、冷蔵庫も中はごちゃごちゃになっていて、改めて地震の恐ろしさを実感しました。

* 続いて、午前中の作業を終えられ、休憩中の利用者の方々にお話を伺いました。

震災当時のことを教えていただけますか?

震災が起こったあと、一部の人と一緒に船で神奈川へ避難しました(メンバーの中には、長野に避難した方もいました)。目的地に到着するまでには24時間あまりかかって、途中、食事も提供されましたが、長い間船に揺られたために体調を崩した方や食事をとれない方もいました。そんな大変な中、でも一緒に乗船してくれた職員の方は無線を使って受け入れ先に、私たちが落ち着いたら何をしたいかなどの要望を伝えてくれたりしました。
 避難先にはそれから少しの間お世話になりましたが、4月に入り、学校なども始まり、安全宣言が出されたことで、4月11日にいわきに戻ってきました。ですが、その日にまた強い地震が起こり、とても怖い思いをしました。

働かれていて、どんなときに楽しさや喜びを感じますか?

みんなで一緒に働けることがまず楽しいです。また、作業の合間や休憩中などに、みんなと話をしたりするのも楽しいです。さらに、職場の先輩と食事に行ったりするなど、自分で自由に使えるお金を稼ぐことができるのも大事です。月に一度くらいのペースでお酒を呑みに行くなど、目的や楽しみを持って生活していくことができるからです。

学生の感想

作業風景を見学させていただく中で、会話をしながら楽しそうに作業をしているような印象を受けました。雰囲気が良いとやりがいを持ってできると思いました。(鈴木)

利用者さん、職員さんが自分の仕事に自信を持って取り組んでいるように見えました。また、自信を持ち楽しく仕事に取り組んでいる姿は、私も見習いたいと感じました。(清和)

作業に様々な工夫がされていて、利用者さんが作業しやすい環境作りが出来ていると感じました。さらに職員さんと利用者さんの距離が近く、お話を聞けば聞くほど利用者さんのことを考えて作業しているのだなと感じました。(大平)

一つひとつの作業を、職員さんも利用者さんも流れるように作業している場面が一つのチームのようで印象に残りました。お弁当を買う人に美味しく食べてもらえるようにという気持ちが同じだから、笑顔で作業出来ているんだと感じました。(まくちゃ)