販売価格2kg~10kg 1,500円~5,000円
原材料古着・古布(綿35%以上)
購入方法お求めの際は、下記の<お店の紹介>までご連絡ください。
<商品説明>
ワークショップあいあいでは、市民のみなさまから提供された古着を工業用ウエスに再生して、地域の鉄工所や自動車修理工場、精密加工会社等へ納品しています。一枚の布にするまで、綿素材の分別やボタン取り、裁断、結束など、たくさんの手をかけています。それぞれのウエスには、いつもご支援いただいている皆様への「ありがとう」の想いがしみ込んでいます。
<お店の紹介>
特定非営利活動法人 ワークショップあいあい
〒971-8101
福島県いわき市小名浜字下町8番地
理事長 豊田 節子
TEL:0246-52-2522
FAX:0246-88-6101
※商品に関するお問い合わせや購入希望などは、こちらへお問い合わせください。
<学生のレポート>
~『ワークショップあいあい』へ取材に行った、学生たちのレポートをお届けします~
「ワークショップあいあい」とは・・・・・・
特定非営利活動法人「ワークショップあいあい」が運営する就労継続支援B型事業所です。本事業所は小名浜の街中にあるため、アクセスが便利で、常磐や泉から通っている方もいます。地域の方々との関わりも日常的に幅広くあり、小名浜に根付いた事業所です。今回は作業のご様子を見学させていただき、理事長の豊田節子さんにお話を伺いました。
「ワークショップあいあい」という事業所の名前の由来について教えてください。
ワークショップあいあいでは、楽しい話やうれしいことをみんなでできるだけ共有していきたいと思っています。仕事をすることはもちろん大事ですが、うれしいことも、不満や嫌だったことも、互いにしっかり受けとめていくことも大事だと思っています。和気あいあいと作業をしていきたいという気持ちから、事業所の名前が「あいあい」になりました。
あいことば(右の写真)を作ろうと思ったきっかけは何かありますか?
全員で共有できる何かを作りたいという、前理事長の発案がきっかけでした。また、利用者の中に難聴のメンバーがいたことから、手話もあいことばに使うことになりました。
日々の作業で悩んだり困ったりしたときなど、スタッフ、利用者、みんなで振り返り、立ち戻る指針になっています。
一日でどれくらいの製品を作られているのですか?
60~70kg程度、古布や古着からウエスを加工しています。裁断機を購入したことで、以前より作業効率が上がりました。また、裁断機を使う作業は大人気で、メンバーのモチベーションも高まっています。出来上がったものは、主に工業用雑巾として、様々な企業へ販売しています。(右の写真は、作業の様子を写した一枚です。真剣に、それでいて和気あいあいとした雰囲気でした。)
震災当時のことを教えてください。
当日は建物の中まで津波が押し寄せ、膝くらいまで浸水しました。建物にもヒビが入るなどの被害をうけました。そのため移転も考えていますが、長年地域に根付いて活動してきた場所なので愛着もあります。建物は狭いですが、だからこそ、作業をしているそれぞれの顔が見え、言葉も気軽に交わせるところもあります。
最後に、一言お願いします!
ワークショップあいあいでは、古着を再利用しています。以前、雑誌で古着の募集をしていただいたところ、関東や愛知など、様々なところから古着をたくさんいただきました。もしご自宅で眠っている綿35%以上の布や古着などがありましたら、ぜひ「あいあい」までお知らせください。
学生の感想
作業をされている方々が、明るくにぎやかな中で働かれている姿が印象的でした。この雰囲気が、「あいあい」のみなさんを力づけていらっしゃるのだと思いました。(まくちゃ)
実際に作業をしている利用者のみなさんの中をお邪魔させていただき、とてもうれしかったです。記事にもある通り、わきあいあいと楽しそうに、でも真剣に作業されている様子が印象的でした。また豊田さんは「これからも、地域に根付いた活動をしていきたい」とおっしゃっていました。その言葉は、地域で長い間活動してきたからこそのものだと思います。今回はありがとうございました!(おみお)
あいあいさんを訪問し、作業中の賑やかな様子に驚くとともに、居心地の良さを感じました。取材の中で私は「あいことば」が印象に残りました。そして、皆さんの作業の様子を拝見し、「あいことば」の意味と大切さがわかりました。(かとおの)
今まで取材に行った施設の多くは、ひっそりとした場所に建っていました。しかし、こちらは街中に建っていて、驚きました。ひっそりとした静かな場所でのびのびと活動するのもいいですが、街中で地域の方々とともに歩んできたあいあいさんの活動に深く感銘を覚えました。(みぃちゃん)