販売価格550円 パック入り600円
原材料大豆・米・塩
重量1kg
放射能測定結果不検出
商品お求め方法こちらの商品は、「福島県授産事業振興会」ホームページよりご購入いただけます。
※別ウィンドウが開きます。
<商品説明>
こうじがたくさん入った、昔ながらの手づくりみそです。
1年間という長い年月をかけてじっくり寝かせましたので、とっても美味しいみそになりました。
食べる人も作った人も、みんなでしあわせになれる『しあわせみそ』。ぜひご賞味ください。
【放射能測定結果報告】
~『しあわせみそ』の由来~
『しあわせみそ』の由来は2つ。
ひとつは、「このみそを食べると誰でも幸せになるよ」ということ。みそのこうじを作るときにはボランティアさんが来て対応していただき、みその原材料となるお米は農家の人が寄付してくれて、みその漬け込み作業の時にもボランティアさんが来て手伝ってくれる。美味しい上にみんなの愛情が入り心も温まるので、食べる人がしあわせになります。そしてみんなの愛がいっぱい入っているこのみそ自体も、『しあわせ』なみそだ、ということです。
それから、もうひとつ。数十年前に亡くなったのですが、「みつるくん」という人がいました。この人は毎日「幸せだなぁ~」と言っていたんです。人間って「幸せだなぁ」って言うと幸せになるんですよね。「みつるくん」は、“しあわせみそ”そのものです。この絵はみつるくんが描いたもので、亡くなったあとに「しあわせみそ(なこそ授産所)のマークにしよう!」とみんなで決めました。
<お店の紹介>○なこそ授産所
○所長/高村 トミ子
○〒974-8232 福島県いわき市錦町重殿15番地
○http://nakoso-jyusanjyo.jimdo.com/
○TEL:0246-63-3352 FAX:0246-68-7084
※商品に関するお問い合わせや購入希望などは、こちらへお問い合わせください。
なこそ授産所では、障がい者と幼児に対して、地域の中で自立した生活を送るための支援と子供たちの健全な育成に関する事業を行い、地域社会の福祉増進に寄与することを目的に活動しています。
<学生のレポート>
~『なこそ授産所』へ取材に行った、学生たちのレポートをお届けします。~
東日本大震災の時の状況をインタビューしてみました。
震災直後、苦労したこと
ガソリンと食べ物には困りましたね。でも水は出たから、「今日はきらきらでお風呂やってるよ!」と声をかけると沢山の人が来てくれました。その度に食事を振る舞いました。お風呂を貸したり、食事を振る舞うとね、「うれしい」って言ってくれるんですよ。それが本当に幸せで…。自分たちの食べ物がなくなったら、みそ用の米を使おうとしていましたね。「私たちは被災者だけど、もっと困ってる人がいるんだから」という思いがありました。
周りの協力も…
してあげるだけじゃなくて、いっぱい援助もしてもらいましたよ。みそを作る米は、みんな農家からもらったものですが、「農家からもらった米は放射能になっているかもしれない」と言われてしまって…。そしたらNHKのあるアナウンサーが「勿来の授産所ではみそを作っているけど、今年は地区の人から頂いているお米が使えなくて大変だ」と、ラジオで言ってくれたんです。そしたら東京や北海道からいろんな人が米を送ってくれました。中にはわざわざ買ってくれる人もいてね。すごくうれしかったんですよ。
今後の目標についてインタビューしてみました。
今後の目標
以前行っていた、修学旅行をやりたいです。今までは利益金と利用者さんのお給料を積み立てて、京都、北海道、グアム、ハワイ、沖縄に行ったことがあります。障害が重い人もいるから全員は行けないけど、「この人たちには楽しいことをいっぱいさせてやりたい」という気持ちがあるので。
(利用者さんが「365歩のマーチ」を踊ってくださいました)
それから…来年は是非、グループホームを作りたいですね。知っている仲間と住むのが一番幸せだと思うからです。ひとつひとつ目標を立ててクリアしていこうと思います。
最後にひとこと
「まず、“しあわせみそ”を食べてみて。心がきっときっと温まるわよ」(所長・高村さん)
インタビュー後の感想
「所長の高村さんをはじめ、職員・利用者の方も温かく迎え入れてくださいました。しあわせみそで作ったお味噌汁を頂いたのですが、とても美味しかったです。ぜひ、“しあわせみそ” をたくさんの方に食べて頂きたいなと思いました。」(学生・S、E、M)
「しあわせみそ」放射能測定結果―不検出 放射能測定結果報告書.pdf