2021年6月22日、『La暮らす』さんの取材のためにフルクテンさんを訪れました。
今回はその時の取材をもとにフルクテンさんの魅力をお届けしたいと思います。
コンセプトは「安心・安全」
フルクテンさんは、「安心・安全」なパンをお届けすることを第一にしています。
また、お客さまに満足していただけることを大切にしているお店です。
パンは一つ一つ包装されており、手に取りやすくなっています。
陳列している商品が完売しないように、天気を予測し、数を調整しながらパン作りを行っています。
せっかく来てくださったお客さまのために、品切れにならないよう、できるだけ数多くのパンを店頭に並べるように心がけているそうです。
入り口には消毒液が設置され、三密を避けるため一回に入れる人数が限られているなど、コロナ対策も徹底しています。
パン作りに込める想い
現在販売しているパンは20~30種類です。
数多くあるパンの種類の中で、人気の商品は「チキン南蛮」と「クロワッサン」です。
チキン南蛮に使われているのは全粒粉のパンです。
チキン南蛮に使われているタルタルソースは、フルクテンさん自家製で、材料にもこだわりを持っています。
できる限り「地産地消」を心がけ、添加物にも気をつけているそうです。
クロワッサンは、バターが何層も練り込まれており、生地を作るまでに時間も手間もかかります。
そのため、1年ほど生産できない状況が続いていました。
しかし、お客様からの熱烈なリクエストを受けて、2021年6月現在は、月金の週2回販売しています。
春はいちご、夏は清涼感を感じられる商品(この夏は辛口カレーパンでした!)、秋はさつまいもや栗、冬はローストビーフなど、季節に応じた新商品も開発されています。
どの商品も、何度も試作を行っているそうで、取材時には辛口カレーパンの商品化に向けて、さまざまな辛さや分量などを試している時期でした。
どのパンについても、とても楽しそうにお話してくださる職員さんの様子がとても印象的でした。
実際にパンをいただいてみました!
フルクテンさんといえばこの商品!「自家製たっぷりつぶあんぱん」は、創業当時から餡へのこだわりは変わりません。
ぎっしりと詰まった餡は甘すぎず、しっとりとした食感が印象的でした。
代々受け継がれた変わらない味だからこそ、今でもお客さまに愛されている人気商品です。
他にも「ピザパン」や「チーズ&バジル」などのパンがありました。
全部の商品を紹介することはできませんが、一部の商品をご紹介します!
「ピザパン」はパンの大きさが程よく、もちもちとした生地は食べ応えがあります。
また、トマトソースだけではなく、スライストマトを使用しているためトマト本来の酸味と食感が楽しめます。
『La暮らす』誌にも、私たちのおすすめとして掲載しています。
「チーズ&バジル」は袋を開けた瞬間からバジルの香りが広がります。
バジルが強すぎず、チーズとの相性が良かったです。
私たちがいただいたパンは数種類でしたが、どのパンも作るうえでいろんな工夫がされています。
実際にフルクテンさんに足を運んでほしいです。
取材を通して私たちが感じたこと
1つ1つのパンを大切に、時に新しいアイデアを織り込みながら、試行錯誤を重ねているフルクテンさん。
そんなパン作りの姿勢と、利用者さんと一緒に作り上げることをどこまでも大切に、利用者さんの負担になりすぎないようにと心を配る職員さんの温かさが、取材を通して伝わってきました。
新商品開発の裏には、利用者さんが考案したアイディアが採用されることもあるそうです。
日々一緒にパン作りをしているからこそ、そしてパン作りのやりがいや楽しさを感じているからこそ、新しいパンが生まれるのだと実感しました。
<感想>
「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」の声がとても元気で心地よく、また来ようと思えるお店でした。店内は優しいパンの匂いで包まれているため、数多くあるパンの種類から選んで購入するのが難しかったです。ありがとうございました。(まなみ)
パン作りへの想いが、お客様への想いに繋がるからこそ、たくさんのお客様に愛されているのだと感じました。温かい雰囲気で私たちの取材に応じてくださり、本当にありがとうございました。(ちひろ)